51期がスタートするにあたって~イズミマトリックスが新たな50年に突入します

スローガン クレド 会社の紹介・概要

1970年に個人創業、1972年に法人化。社名については泉運送有限会社、株式会社泉運送、そして現在のイズミマトリックス株式会社と変遷をしてきました。
創業当時は、稲わらなどを運んでいたとも聞いております。
東京方面から宇都宮、東北へ抜ける幹線道となっている国道4号バイパスが会社横を通り、会社付近には工業団地が開発され50年前の状況とはまったく違ったものになっていると感じております。
社名に使われている”イズミ”は、地域の名前です。近所には杉戸町立泉小学校があります。

イズミマトリックスの会計年度は6月スタート、5月が決算月です。今年の6月からは51期目の会計年度を迎えるということになります。
新年度を迎えるにあたり、3年前の48期からスタートしたのが、いわゆる”クレド”と言われるもの。名刺サイズに経営理念や行動方針が記入されており、従業員さんには常時携帯してもらうようにお願いしてます。

51期スローガン『続く成長チャンス』
昨今のコロナ禍は物流業のみならず、全ての産業に変革を迫っています。以前のように数だけを追う営業スタイルでは限界が来ているのかもしれません。「他社との差別化」がここ数年のキーワードと感じます。
共同運行配送サービスは「他社にはない輸送形態を」と模索しスタートしてから約20年が経過しますが、人口減少とコロナ禍による物量減少時代には、より重要度を増し、いよいよマッチしてくるはずです。また「人材を供給する、保管機能を提供する」サービスはお客様との共同作業が不可欠であり、トラック輸送だけの提供では差別化が難しくなります。輸送だけではなく高齢化が進む従業員のために、次なるステップとなる作業確保や新規の仕事確保の観点でも入出庫物流加工サービスは重要です。さらに輸出入物流サービスを提供することは国内輸送だけの同業他社との違いを明確にすることができますし、輸出入から取り込むことで国内貨物の取扱いに繋げることが可能です。
私たちの会社には「他社との差別化」されたサービスがあります。このサービスをより組織化された仕組みで廻すことができれば、自ずと会社の力が付いてくるはずです。昨年から更なる変化を目指して、51期のスローガンを『続く成長チャンス』としました。

また、私たちイズミマトリックスは経営理念、経営方針、行動方針を現在社是としており、名刺サイズのクレド、スローガンにはこれらが、その意味と一緒に記入されてます。
今日は、その中で、経営方針を解説しようと思います。

イズミマトリックス経営方針
社員が、ドライバーから現場のリーダー、さらには管理者へとステップアップできる仕事に、自主的積極的に取り組む

この経営方針には、イズミマトリックスの営業の方向性、考え方、進むべき方法を、込めています。
時代の変化に伴い企業同士の生き残り競争が激化しているなか、自分だけが頑張る、自分だけはこれから先も同じ、という考えでは競争に勝ち残ることはできません。従業員一人ひとりがチームワークをとり協調しあい団結して戦いに挑むことが不可欠です。
『以前と同じ・運ぶだけ』のスタイルから変革し従来とは違う様々な仕事にチャレンジしてもらう必要があります。『以前と同じ・運ぶだけ』以外の仕事にチャレンジすることは、手間も増え、本人にとっては面倒なことや時にストレスが加わります。顧客との営業場面において手間がかかり面倒なことを避けていくことは簡単ですが果たしてそのことがより強固な顧客関係に繋がっていくかどうか。ライバル企業との競争において優位性を保っていけるかどうか。会社も個人も成長できるよう積極的に『今までとは違う仕事』に取り組んでいくことが、ライバル企業との競争に優位性を持つことができると思ってます。